ドイツのキッチン(後編)

こんにちは、ゆきみです。地学系の大学院生です。

前回の続きで、ドイツの一人暮らしアパートのキッチン事情と留学時の注意点をまとめます。いざ。


日本から持ってくるべき!なキッチンアイテム


(1)テフロンのフライパン、シリコン製のトングやフライ返し、おたま、日本のざる

日本製の方が安くて軽くて小さく、コスパと使いやすさに優れます。ドイツのキッチンツールって大きくて重たくて、こげつく...。ジャガイモ料理や焼いて作るシュニッツェルなど、こげつきやすい料理のときはテフロンが便利です。また、セリアやダイソーなどでも買えるシリコン食器はドイツではこんなに安く買えません!重さもそんなにないしスーツケースにぜひ入れるべき品です。金属おたまやトングのように熱くなってやけどしたり、鋭い部分でけがしたりせずに済みます。あともしできれば、ざる!ドイツのざるより目が細かくて軽くて機能的です。鋭利な部分もなくて手を切る心配もないし。ドイツの鍋やざるのフチ、お手頃価格のものはなんの加工もないのでザクっていきそうで危ないです...。日本円が安いいま、(私の渡航時は1ユーロ160〜170円台でした)お手頃価格のキッチンツールだって高価なので、なんならテフロンフライパンに重ねてスーツケースに入れられるし、迷うくらいなら持ってきちゃったほうが断然楽です!


(2)耐熱プラスチックのお皿

私的に大活躍してるのが、日本のセリアやダイソーで買ってもってきたプラスチックのお皿!ふつうのお皿と、縁が3センチくらい立ち上がったスキレット型みたいなお皿、あとフルグラを食べれそうなサイズのミニボウルも持ってきました。

キャンプ用品や食器コーナーで買えました。軽くて使いやすくて、割れる心配もなく、超便利。備え付けのお皿は重たいし大きいし割れそうであまり使ってません。涼しくて晴れた日に公園やライン川沿いでピクニックするのにも持っていきたいなぁ。強いて言えばプラスチックのコップも1つもってきたらよかったです。軽くて割れにくくて可愛い食器、神。海外PDのときもこの子たちはスタメン決定です!


(3)自分にとって元気が出るもの

私は、ゼルダの伝説が大好きなので、コログの緑のマグカップを持ってきました。コーヒーを飲み終わると底にコログがおって、心がほっこりします。(ちなみに家鍵にはがんばりの器のキーホルダーつけてます。家に帰ってきて玄関を開ける時、研究で心底クタクタになっていても、これから家事が待ち受けてるけど頑張るぞ!って気持ちになれます)

あとは、ラボの友達にお菓子を作りたかったのでお菓子作りグッズを最低限だけもってきました。半年しかいない留学生が帰国しちゃうときや、国際ワークショップをするとき、焼き菓子を作って持って行ったのですが、ティータイムしながら雑談も弾んで仲良くなれました。



いかがでしたでしょうか。

ドイツの一般のアパートはそもそもキッチンを買うところからだと思いますし、そういうブログはたくさんあったのですが、私のような1年しか留学しない人が住むファーニッシュドのアパートの記事があまりなくて、日本から来る時はどうしようかなとたくさん悩んだので、これから短期留学する!家具つき物件に住む!という人の参考になったらいいなと思って書きました。


とにかく留学している間はずっと精神衛生的にいいコンディションでいられることが一番です!大好きな食器、使い慣れた道具は、迷わず持っていくことをおすすめします!


円の対ユーロが弱い今、なんでも向こうで揃えればいいやという戦略は賢いものではありません。スーツケースに詰めたものと借りる物件の写真から生活を想像して、環境の準備を万端にして、毎日勉強や研究のほうにエネルギーを向かわせられるようなおうちにしましょう!


では今日はここまで。



(写真)うちの電熱線コンロです。前の住人によるこげつきが...。コーヒーマシンは大家さんの好みで設置してくださったのですが、このコーヒーボールが高いので今はJa!(よく行くスーパーのプライベートブランド)のインスタントコーヒーを普段飲みにしてます(Ja!のクラシック美味しいです!)。論文書くとか発表前とか気合いいれなきゃいけないときにこのコーヒーボールを使ってます。下のオーブンは、前編でチラッと書いたピザ火災報知器事件のときにドアと上のダイヤルに黄色い煙の色がついてしまいました。大家さんに連絡して来ていただいたのですが、弁償の話はなし。よかった...。でも危ないからパッキン溶けるのはどうにかしてほしかった...

Yukimi Geo Labo Life

研究と暮らし。海外留学、旅、備忘録など、あれこれ。