こんにちは、ゆきみです。地学系の大学院生です。
今回は市街交通手段のバスやトラム(路面電車)に関するお話です。
夏は暑くてたまらなくて、日本から折りたたみ自転車を頑張って持ってきたのに(春にタイヤの空気が減って以降)一度も乗りませんでした。大学にはバスとトラムで通学していたのですが、とても楽ちんで便利でした。9月にはだんだん涼しくなってきたのでそろそろ自転車で通ってもいいかなと思っています。運動不足にもなっちゃいそうだし...。でもこの便利さを味わってしまうとなかなか実践に移せずにいます。また春先のようにバスのストライキにでも遭遇したら、やむを得ず自転車に乗るのかな。(というか突然のキャンセルやストでも大学行って研究できるように自転車持ってきたという意味もあるし)
すみません、ではバス・トラムに話を戻します。
ドイツの街並みは綺麗ですよね。でも石畳みの道は、たくさん歩いていると足が疲れてきます。それなりに大きな街では、バスやトラムが整備されていて移動が便利になっています。
バスもトラムもDB(Deutsche Bahn)のアプリやGoogle Mapで調べることができますが、DBアプリの方が遅延やキャンセルを細かく反映してくれて便利です。DBでないもの(ローカルバス・ローカルトラム)も出てくるのでありがたいです。
バスやトラムの停留所ではスリや浮浪者に注意しながら待ちます。大事な物はブラブラさせておかずしっかり上着や腕でガードします。買い物も狙われるので買い物かごもしっかりホールドすべきです。
定期券で乗車する場合は、前からでも真ん中からでも後ろからでも、どこからでも乗れます。チケットを買う場合は、バスなら運転手から買うので前側から乗り、トラムなら機械で買うので真ん中から乗ります。チケットはキャッシュレス決済しか出会ったことがありませんので、利用時はクレジットカードの持参を忘れずに。
チケットを購入したら目的地まで乗車。途中、チケットをチェックする人に遭遇することがあります。これは無賃乗車を防ぐ職員さんで、チケットかスマホの定期券画面を見せればOK。
降りたい駅が次の駅に表示されたら、Hält を押して運転手に知らせます。鳴らさないとバス停/トラム停車駅に止まってくれなくてスルーされるので必ず押すこと!(ひと駅の距離が長い時は、帰りのバス/トラムがかなり後だったりもして、大惨事になります。ここら辺は日本のバスでも同じですね)
降りる時は前・真ん中・後ろのどこから降りてもいいですし、運転手さんにDankeと一言言って降りてもいいです。バスは自動でドアが開く所が多いですが、トラムはTür(またはZugtür)のボタンを押さないと開かないので注意してください。
ちなみに私の滞在中(2024年4月から1年)はドイツ国内どこの公共交通機関でも乗り放題のDeutschlandticket(Dチケット)があり、1ヶ月49ユーロ、サブスク(自動更新)式のデジタル定期券でした。
一部の州では大学/大学院のsemester fee(学費)にDチケット6ヶ月分が含まれているので、かなりお得にドイツ旅行を楽しめます!ホームページに載っていることもあれば、学務にお尋ねメールをして送られてきた入学案内に載っている(!!)こともあるので、気になる人は確認してみてください。
ちなみに私の大学院は留学生でもDチケットが入ってたので、中国人の友達がめちゃめちゃ高頻度で遠距離旅を楽しみまくっていました。
私もアパートから毎朝バスとトラムを使うので助かっています。ドイツのジオパークに行くのにも大活躍しました。
突然のストやキャンセルは困りますが、あらかじめ告知してくれるストもあるので(ありがたいw)、もしもの時の通学手段は考えておいたほうがいいかもしれません。ですがその点を除けば、ドイツのバスは座席も日本人にとっては大きいし、バス停や車内のデジタルの表示やアナウンスなどシステム面でも発達しているし、快適です。(最近はバス停のデジタルの掲示板がカラー化してきて天気予報やニュースも見れてさらに便利)
ドイツに留学したては戸惑うことも多いですが、システムに慣れればとても便利です。もしsemester feeにシティチケットやDチケットが入っていたら、通学だけでなくて観光にもぜひ使ってみてください。
では今日はここまで。
(写真)絶望の瞬間。(スト中)
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